予防医学の歴史2(古代②)
ローマ時代には水路が整備されて安全な水が供給される
ようになり、公衆衛生学的な進歩が見られた。
また、病院が建てられるようになった。
その一方で、医師Galenusの記録によると、硫酸銅を採掘
している鉱夫が窒息しそうな悪臭の中で働いていて、
極めて危険であるというような記述があり、産業保健分野
における疾病予防の概念は未発達であったと考えられる。
●ローマ時代
・公衆衛生、医療制度が発展
・大規模な上下水道が整備された
→ 疾病予防に大きく寄与
・病院の原型ができた
・医師Galenusが多くの書物を記し、労働者の健康被害などに
ついて記録を残した
(予防医学テキスト)