予防医学の歴史3(中世)
中世の暗黒時代と呼ばれる時期に入ると、ヨーロッパ全土の
衛生状態は悪化したと言われていた。
しかし近年では、医学に関係したものの中では、病院、公衆
衛生活動、さらに大学がキリスト教の影響により発展した
とも考えられている。
14世紀中頃に流行したペストによりヨーロッパで約2500万
人が死亡したため、イタリアのベネチアで検疫が行われるように
なった。
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・8~16世紀頃、暗黒の時代ともいう
・病院や公衆衛生の諸制度が発展し、環境衛生監視活動や
地域共同体の健康保護活動などが行われた
・14世紀、ヨーロッパでペスト(黒死病)が大流行し、
人口の約30%が死亡
→ 検疫が初めて行われた(イタリア)
・15世紀、ヨーロッパから近東を経て、アジアへ梅毒が
広がった
(予防医学テキスト)