予防医学の歴史9(現代)
20世紀以降、スピロヘータ(梅毒)、リケッチア(発疹チフス)
インフルエンザウィルスなど、様々な病原体の発見が続いた。
また感染症予防の面では、1929年に初の抗生物質である
ペニシリンがAlexander Fleming(1881~1955)によって発見
されている。
20世紀において医学を牽引したのは主にアメリカである。
公衆衛生の分野も同様にアメリカのCharles-Edward A. Winslow
による功績が大きい。
彼は細菌学者であり、公衆衛生学者であった。
細菌学、公衆衛生学、保健福祉行政について600近い著書・
著作を残しており、現代の公衆衛生学の基礎を作ったとされる。
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・感染症の病原体発見が相次ぐ
・感染症予防策も進歩(抗生物質ペニシリンの発見など)
・アメリカで公衆衛生が発展
●Winslow(1877~1957、アメリカ)
公衆衛生に関する多くの書物を記した
(予防医学テキスト)