近年の時間遺伝子の研究から、脂肪蓄積に関する遺伝子は
深夜に活性化されることが明らかになってきた。
そのため深夜に脂肪合成の材料になる油脂を多く含む食品を
食べると、体脂肪が蓄積されやすくなることが分かる。
日本人のエネルギー摂取量が増加していないにも関わらず
肥満が増えている原因として、不規則な食生活、特に朝の
欠食と夜間の食事の影響が注目されている。
「何をどれくらい食べるか」に加えて、「何をいつ食べるか」
もまた、健康の維持・増進に重要な影響を及ぼす可能性がある。
(予防医学指導士テキストより抜粋)