ハーブとヘレニズム文化

アレキサンダー大王(=アレクサンドロス3世 紀元前356~
323)は、ギリシャとペルシャの中間に位置する、マケドニア
王国の王様。

13歳の頃から3年間、哲学者アリストテレスのもとに学び、
紀元前336年に19歳で即位した。

2年後、東方遠征を初め、アケメネス朝ペルシャ帝国を滅ぼし、
中央アジア、インド北西部にいたる広大な世界帝国を実現した。

志半ば32歳でバビロンで病死したが、彼の東征と大帝国の
建設を契機として東西に活発な文物交流の場が開かれ、やがて

ギリシャ文化とオリエント文化が融合した「ヘレニズム文化」
と呼ばれる、豊かな世界文化の時代を迎えることになった。

この頃、東西のハーブやスパイスが交易品として盛んに取引され
るようになった。

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