栄養素の適切な摂取量は、年齢や体格、日常の活動量によって
異なる。
食事摂取基準によって示される推奨量や目安量などの数値は
「このくらい摂っていれば、ほとんどの人は足りている」という
摂取量であり、長時間にわたってこの目標を充足できないと
欠乏症となる。
食塩や脂肪などの幾つかの栄養素を除いては、過剰症やり欠乏症
になりやすい。
栄養機能食品やサプリメントに対する規制が緩和され、この様な
食品の消費が増加している。
一般的は食品にくらべて高濃度の栄養素を含む場合もあること
から、意図的または無意識な過剰摂取にも気をつける必要
がある。
(日本予防医学会テキスト)