精油の治療的効果と、神経系への作用、スキンケアへの応用
といった分野にわたり、1920年代にイタリアの医師
ガッティーとカヨラが共同研究している。
1970年代に入って、香りが神経系やうつ病に効果があることが
知られるようになった。
ミラノの植物誘導体研究所長のパオロ・ロベスティは、イタリアに
ある、オレンジ、ベルガモット、レモンなどの柑橘系の精油と
その加工品を、このような症状に対して用いると非常に有効で
あることを発見した。
この研究は、香りの精神科の臨床例としては、世界最初のものと
いわれている。