ミネラルの欠乏と過剰2

骨の密度は、成長にともなって18歳くらいまで急速に上昇し
40歳を超えたあたりから、低下しはじめる。

骨量が一番高くなったところを最大骨密度と呼ぶが、この時期の
骨密度が低いほど、骨粗鬆症の危険領域に早く到達する。

女性では閉経時の急激な骨量減少による閉経後骨粗鬆症にも
注意する必要がある。

カルシウム含有量が高く、かつ吸収効率の高い牛乳の摂取が
効果的であるが、乳糖不耐症のため牛乳が苦手な日本人は多い。

この様な人々は、小魚や大豆などの摂取量を増やしたい。

1日に目標量の1/3~1/2程度のカルシウムを含む
サプリメントや補助食品の摂取からの効果も期待できる。

(予防医学指導士テキストより抜粋)