サプリメントとは

サプリメントとは、生活習慣病予防に大いに有効で、代替医療の
一役を担う。薬と違い、一般人にとって解りやすく手軽な「食品」
である。

しかし、抽出した化学物質を長期・多量摂取できるという点で、
医薬品の性格を兼ね備えるから、副作用や相互作用などの
健康被害が増加。

ブームに乗じる悪質製品も多く、被害報告が絶えない。

●法による分類●

食品=健康食品=サプリメントは、保健機能食品と、いわゆる
健康食品に2分できる。

サプリメントは栄養補助食品。食事からの栄養素補給が
不十分なとき、補うサプリメントを摂取する。

食物だから、長期多量摂取しても、病気の治癒や、急激な健康増進
は期待できない。

見た目と成分な医薬類似品が多いが、法的には食品だから、
医薬品認可の際の、厳しい審査がない。

もちろん、価格も売り手の自由。ニーズがあるから、粗悪品も
はびこる。深刻な問題が浮上するゆえんである。

(予防医学指導士テキスト抜粋)