その他の心理検査(1)

【CES-D】

CES-D (center for epidemilogic studies depression scale)
は、米国の国立精神保健所で開発されたうつ病自己評価尺度
(質問紙法)。

対象:幼児~成人。回答時間:3~20分。

症状の程度ではなく、症状の頻度を問うているのが特徴。
16個のネガティブ項目(うつ気分・身体症状・対人関係等)と
4個のポジティブ項目(能力がある・積極思考・不満なし・毎日
が楽しい)からなる自己記入式の評価尺度。

ネガティブ項目(A=0点、B=1点、C=2点、C=3点)
ポジティブ項目に対しては配転が逆になる(A=3点、B=2点、
C=1点、D=0点)。

点数評価は、0~15:正常、16~20:軽度うつ状態、
21~25:中程度うつ状態、26~60:重症うつ状態。