トランスパーソナル心理学

トランスパーソナル心理学の発展に寄与したのが、
ケン・ウィルバー。

1960年代に展開しはじめた心理学の新しい潮流で、精神分析、
行動主義心理学、人間性心理学に続くもの。

人間性心理学における、「自己超越」の概念をさらに発展さた。

人間の意識は、複数の階層により構成されており、人間の成長は
これらの3階層を段階的に通過することを通して実現されるという
「意識のスペクトル」理論。

1、プリパーソナル
生物としての基盤となる肉体的衝動の充足を行動理論とする段階

2、パーソナル
共同体の言語・規範を習得して、共同体の構成員としての自己を
確立することを行動論理とする段階

3、トランス・パーソナル
自己感覚を個人の領域から、霊性の領域へと拡張をする段階

つまり、大いなるものと一体となる境地、かな。